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Thu.

古傷。


今から5年前の今日。



その日は冷たい雪が降っていた。


僕らが小学5年生でまだ幼かった時の話。



その日は、近所の友達と手を擦りながら登校した。


学校に着いて、まだ暖まらない手をストーブにかざしながら他愛も無い話しで盛り上がっていたのを覚えている。




やがて、チャイムがなり学活が始まる。





しかし、僕の隣の席は空いたまま…。

隣の席の翔(つばさ)君は、足の病気で入院していた。







うん。
足の病気の筈だった。




本当は、みんな知ってる。





翔君がただの足の病気じゃ無い事を。


だけど、みんな口には出さない。


翔君のお母さんの優しさを裏切る事になると幼心ながら感じていたから。




予鈴が鳴り終わっても、先生はなかなか教室に来なかった。






学活の時間が終わりかけた頃やっと来た先生は、
いつもと違い、真っ黒な服を着ていた。



その時は分からなかったが、あとから母が教えてくれた。



悲しい時にしか着ない、『喪服』だと。






翔君は亡くなった。






脳腫瘍とゆう病気だったそうだ。




見つかった時には、末期だったらしい。






僕らはひたすら泣いた。


ただただ泣いた。


ホント悲しかった。







翔君は10歳で天に召されました、

僕らを残して。





だから翔君、僕らはこの日に君の好きだった花を買って君の家へ行くんだよ。


好きだったお菓子も持っていくよ。





だけど、帰って来てくれないんだよね…。




僕は君に逢いたいよ。

逢えたらなにをしよう?


特別なことでなくていい。

また他愛も無い話で盛り上がろう。







僕の心の中には、あの日の様な雪が降っている。

毎年この日は心に雪が振る。



しかし、決して止みはしないだろう。

彼を忘れない限り。


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